コラム

Mac トラブル時バックアップ復旧の考え方

2016/11/21

hdd
 もしもの時のバックアップですが、そのもしもの時の復旧対応をどうお考えでしょうか?

 以前にTimeMachineをおすすめしましたが、復旧の際はMac OSXを再インストール後にTimeMachineデータを読み込み環境を構築する流れになります。つまり時間を要します。それを容認できるかできないかという考え方です。業務等でそのような時間で手を止めるのは困るということもあります。

 その再構築時間を無くし、取りあえずすぐに再起動しバックアップHDDよりそれまでの環境をすぐに利用できる方法もあります。フリーまたはサードパーティー製のバックアックアップアプリケーションソフトにてバックアップ運用していることでクローン環境をバックアップHDDに残せます。
 つまり、TimeMachineのHDDは起動ディスクとして利用できませんが、フリーまたはバックアップアプリケーションソフトでクローン環境の入っているHDDであれば、起動ディスクで指定することですぐにトラブル前のバックアップした時点環境を起動することができます。正規に戻すには、時間が空いた際に、Mac内蔵HDDにクローン環境の入っているHDDをコピーする必要はあります。

 トラブル復旧時の時間の使い方、すぐか後か考えておきましょう。

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